m-ROI/顧客LTV


 顧客が長期的にもたらす価値を顧客生涯価値(LTV)と呼び、その長期的な価値に基づいてマーケティング(主にプロモーション)の費用対効果を算出したものが、マーケティングROI(m-ROI, プロモーションROI)です。
 プロモーション活動によって獲得される顧客は、その後一度きりの購買で離反してしまう顧客ばかりではなく、継続的にリピーターになってくれる顧客も いるはずです。従って、プロモーションの効果は一度きりの購買のみでなく、リピート購入まで及ぶのが実際です。このような考え方に基づけば、プロモーション・コストは、単なる一過性の“費用”ではなく、長期的な“投資”だと理解することができます。
 リピートビジネスにおけるプロモーション・プランニングにおける見込み効果の試算は、この長期的な効果(顧客LTV)を考慮して行わなければなりなせん。ところが、日本ではこうした考え方がまだあまり普及しておらず、実行への障壁が高いようです。
 JAPAN incubationでは、各種セグメンテーション手法と合わせてm-ROI/顧客LTVをシミュレーションし、より精度の高いプロモーション計画をご提案致します。



1.プロモーション効果としての“リターン”は、売上ではなく利益

100万円の販売促進施策を実施した結果、200万円の増分売上を獲得できたとします。しかし、この際の費用対効果を200万円-100万円=100万円と考えてしまうのは早計です。この売上から、仕入れコスト、販売関連コスト、プロモーション関連コスト等を引いた利益を“リターン”ととらえるべきなのです。

2.キャンペーンのリターンは、一度きりの販売ではなく長期的なリピート効果も考慮

リピートビジネスの場合、一度のキャンペーンによる獲得顧客は長期的にリピートしてくれる可能性があります。したがって、一度のプロモーション施策のリターンとして得られる利益は、一度きりの販売(購買)のみでなく、複数回のリピートによる販売を考慮して長期的なスパンで見積もる必要があります。

3.顧客セグメントによって異なるm-ROI/顧客LTV

m-ROIや顧客LTVは、顧客セグメントによって異なります。顧客セグメントを絞ってプロモーションを実施する場合、過去の実績やテストマーケティング結果からm-ROI/顧客LTVの高いセグメントを優先的にターゲットとするべきと考えられます。また、m-ROIがマイナスとなってしまう見込みのセグメントには投資すべきではないということになります。

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